2012年10月23日火曜日

死ぬことは悪いことなのか?

変な事を言わせてもらおう。
自殺を考えている、僕としては、タイトルのように考える。

自分の命を自分で絶つことはいけないことか?
宗教的、概念的な考え方として、人の命の炎がともっている蝋燭の長さは、人それぞれ。
(平たく言うと、人の寿命は生れた時から決まっているという考え。)

僕としては、僕の蝋燭は既に消えかかっているんだと思う。
消えた瞬間の事象が、自殺か他殺か事故か病気かってだけで、何も変わらない。
どんな理由で死のうとも、そこが天命だったと考えるのが正しい。
(一応、三十代なので、寿命という考えは外しておこう。)

もし今ここで、僕が死ななければ、それは命の蝋燭がまだ残っているというだけのこと。
ただし、その後、幸せに暮らしていけるかは想像できない。
もしかしたら、自分の命がおしいから、自殺は止めて、他人の命を奪うかもしれない。
もしかしたら、自殺に失敗して、色々な障害を背負って、残りの人生を生きることになるかもしれない。
もしかしたら、生命維持装置で無理やり生かされるかもしれない。

これって、幸福な人生かい?
こんな状態になるなら、僕は自らの命を使って、家族の(金銭的な)幸せを作ってあげたい。
父親がいない子供なんて、この世にはいっぱいいる。なぜなら、僕もその一人だから。
それでも、こうやって、三十数年生きてきた。これ以上生きていける気がしない。

さて、横道にそれ過ぎた。本題に戻ろう。
「死ぬことは悪い事かい?」
僕にとっては「NO!」だよ。自分の命の終着点を自分で決めた素晴らしい判断だと思う。

過去の文豪達、宮沢賢治・太宰治・夏目漱石・夢野久作・芥川龍之介、みんな、一度は死に焦点を当てた作品を書いている。その結末もそれぞれである。
人にとって死とは何か?無神論者の僕には何も言えない。死んだら、動かないたんぱく質の塊になるだけだろう。それ以上に何がある?と答えたい。

僕は、もう死んでしまいたい。いろいろ辛いから。
もし、「辛い」って感情がなくせるんなら、それで解決するかも知れない。
いや、僕の場合は解決しない。収入源がなくなるんだから。

僕が死んだら悲しむ人がそれなりにいるだろう。でも、僕は、辛さから解放されて、楽になれると思う。

自ら死を選ぶことの何が悪いのですか?
自ら死を選んでも、そこが寿命と変わらないんです。
運命は自分で変えることはできないから、そこが人生の終着点なんです。
途中下車じゃないんです。

ほんと、「自殺する前に誰かに相談しましょう」と簡単に言ってくれる、コメンテータや政治家、タレントには、この気持ちはわかんないでしょう。
そこまで、追いつめられたことないんだろうから。
相談できない、逃げる手段も立ち向かう手段もない、もうどうしようもない状態が、自殺の手前なんです。
そして、自殺して命を絶つことはそこが天命を全うしたという事です。

寿命が残ってたら自殺未遂で終わって、その先に進みますから。

最後に、憲法の「基本的人権の尊重」を素直に受け止めれば、自殺を実行する人を止める権利は誰にもないということにはなりませんか?

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