2012年10月23日火曜日

心理遺伝

皆さんは、夢野久作の「ドグラ・マグラ」を読んだことがあるでしょうか?

僕は、少し前に読みました。
内容は、まあ、割愛するとして、その中に「心理遺伝」というキーワードが出てきます。

簡単に言うと「先祖の心理的経験が遺伝する」というものです。

最近、僕が考えるのは、これまでの僕は、心理遺伝によって行動していたんではないか?ということです。
なぜ?といわれると困りますが、数年前の僕と今の僕では、考え方に雲泥の差があるからそう思うようになりました。

たぶん、幼少のころ、僕は、何らかのきっかけで、心理遺伝を発症し、特に勉強しなくても勉強はできたし、スポーツもそこそこ得意な状態だったんだと思う。
そして、その遺伝により、理数系の道を選んだんではないかとおもいます。

(たぶん、きっかけは、アルコールだと思いますが。。。)


しかし、今は、その心理遺伝も解け、理数系よりも文系よりの"本来"の僕の精神になってしまったのではないかとおもいます。

僕の先祖は何を学び、何を考え、何を残したかったのか、今ではわかりません。
ただ、僕に流れている血のどこかにまだ、その意思が残っているのでしょう。

その魔力がなくなった今、僕は、死を選ぼうとしているんだと思います。

多分、心理遺伝のもととなった、先祖も三十半ばで命を落したんではないでしょか?

そんな気がしてなりません。


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